この時期の赤ちゃんにとって、世界は知らないことばかり。まだ動き回れなくても好奇心いっぱいです。保護者に見守られ、安心できることで、素晴らしい学習力を発揮します。じっと眺めたり、手を伸ばしたり。指の感覚よりも口の感覚が先に発達するので、何でも口に入れてみようとします。
6ヵ月頃から「原因と結果のかんたんな仕組み」がわかるようになり、例えば「おもちゃの楽器を揺すると音が出る」ことを理解して自分の意志でできるようになります。
10ヵ月をすぎると、おもちゃを持ってきて「これで遊んで」と伝えたりもできるようになりますが、これは意思伝達・コミュニケーションを学びはじめたしるしです。
やがて、周りの人が口にする言葉の発音を盛んに真似してみるようになり、なん語(バブバブ)のおしゃべりは本当の言葉の響きに近くなってきます。これも、コミュニケーションをしたいという気持ちの表れです。この年齢の赤ちゃんには、以下のようなプログラムがあります。