「子どもが口下手で心配……」 話し上手に育てるポイントは?

我が子が口下手ではないかと感じると、将来も含めて不安になってしまうかもしれません。

でも実は、口下手と話し上手にはさほど大きな差はありません。
話し上手だと思われている人も、特別なテクニックを持っているわけではないことがほとんどです。

口下手な子どもを話し上手に育てていくために、どのような育て方を意識すれば良いのかをご紹介します。

まずは「聞き上手」になるのが大切

口下手を直すには、まずは相手の話をちゃんと聞ける「聞き上手」になる必要があります。
相手の話を聞いていなければ、どう反応すればよいかわかりません。
その結果、適切に話ができずどんどん口下手になっていくケースもあります。

子どもが口下手だと感じたら、まずはしっかりと人の話を聞く姿勢を持っているかどうかをチェックしてみましょう。
もし人の話を聞けないようなら、ゆっくりでもいいので相手の話に耳を傾けられるように誘導していきましょう。

自信を持たせることも大切

口下手な子どもは、自信を失っているケースも多いです。
家族の前では元気に話ができるのに、幼稚園や学校の友達や先生など、特定の人の前では話せなくなることもあります。

こうしたケースは、その子どもに話す技術がないのではなく、自信がないことが原因になっていることが多いです。
この場合、まずは子どもに自信をつけさせることが大切です。

堂々と話をしていれば、話し上手に見えるものです。
子どもに自信をつけさせるには、できるだけ子どもを褒めるようにすること、子どもに対していつも「大好きだよ」という気持ちを伝えることなどが大切です。

しっかりコミュニケーションを取る

普段から人とコミュニケーションを取ることに慣れていないために口下手になっている子どももいます。
家族との会話があまりない状態の子どもは口下手になりやすいです。

子どもの口下手を改善したいなら、まずは親が子どもとしっかりコミュニケーションをとることが大切です。
時間がないからとないがしろにすることなく、きちんと時間をとって子どもと会話するよう心がけましょう。

失敗をおそれず好きなように話させる

子どもが「きちんと話さなきゃ」と思って失敗を恐れ、何を話せばよいかわからなくなっているケースも考えられます。
この状態を改善するには「好きなことを好きなように話せばいい」ということを伝えてあげると効果的です。

きっかけがあったら気持ちや感想を聞くようにして、子どもが何を言っても「おかしい」などと否定的な対応をすることなく受け止めてあげれば、子どもは自然に話し上手になっていくはずです。

子どもの口下手を改善するための方法をご紹介しました。
あまり焦ることなく工夫できるところから始めて、上手に話せるようになるよう導いてあげたいですね。

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