子供の暗記力を高める方法とは? 5つのポイントをチェック!

子供にはいろいろなことを覚えていってもらいたいですよね。
しかし、無理矢理詰め込んでもすぐに忘れてしまいますし、何に対しても「暗記しなさい」と言われたら覚えることに苦手意識を持ってしまうかもしれません。
実は子供の暗記力を高めるにはいくつかのポイントがあるのですが、ご存知ですか?
今回は楽しく学び、暗記力を高めるコツをご紹介いたします。

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子供の暗記力を高めるための5つの方法

1. 楽しく遊び感覚でトレーニングをする
「いろいろなことを覚えるのって楽しい!」と思ってもらうためには、楽しみながら遊び感覚でできるトレーニングをするのが良いでしょう。
今回は実際に幼児教室でおこなわれている暗記力のトレーニング法をご紹介します。
数種類の絵が描かれたカードを用意します。これを覚えるのですが、1枚ずつただ眺めるだけではなかなか覚えられません。
そこで、カードを2枚ずつペアにして物語を自分で作りながら覚えるのです。例えば、「ネコ」と「カニ」のカードだとしたら、「ネコがカニにしっぽを挟まれてしまった」というように1つの絵としてイメージして覚えます。
このように脳内でイメージする練習をしておけば、小学校、中学校へとあがったときの勉強にも役立つことでしょう。

2. 簡単なドリルを何度も繰り返す
暗記力を高めるには何度も「繰り返す」ことが効果的です。簡単なドリルを何度も繰り返すことで成績は上がります。
始めはあまり点数が取れなくても、繰り返すことで覚える喜びを感じることができます。たとえ100点満点取れたとしても、もう一度同じドリルを繰り返しましょう。
一つのドリルを3回ほど繰り返したら次のドリルを3回……と答えがスラスラでてくるくらい繰り返すと脳が鍛えられて暗記力を高めることにつながります。

3. 実際に経験して覚える
都道府県を覚えるときなどに役立つ方法ですが、ただ机に向かって覚えるより、実際にその場所へ行くことでより記憶に残りやすくなります。
感情を伴うことは覚えやすいので、その場所へ行ってこんなことをして楽しかった、というような記憶に残る経験をすると良いでしょう。
「この場所では歴史的にこんなことがあったんだよ」と話してあげると歴史にも興味を持ってくれるかもしれません。また、子供が興味を持ったことは実際に実験するなど、たくさんのことを経験させてあげましょう。

4. 覚えたことを人に話すようにする
これも「繰り返す」ことに当たるのですが、覚えたことを他の人に話すことも効果的です。
自分なりに覚えたことを頭の中で整理して、声に出し感情を込めながら話すことでより記憶に残ります。
先生の知識が豊富なのは、授業で繰り返し生徒に話すことで教科書の内容が記憶されているからだともいえます。
子供には昼間に覚えたことを、夜寝る前などにもう一度聞いてあげるようにするといいかもしれませんね。

5. 暗記のタイミングは体を動かした後が良い
スポーツなどをして体を動かした後に暗記するとより高い効果を得られるといわれています。
理由としては、体を動かすことで分泌されるアドレナリンというホルモンが脳を覚醒状態にしてくれるからです。
アドレナリンは普段出せないような力を引き出してくれる効果があり、オリンピック選手などが本番で実力以上の成績を残すことができるのは、このアドレナリンのおかげです。
そのためサッカーや水泳、ダンスなどの習い事をしている子は、習い事から帰ってきたら少しでもいいので暗記のトレーニングや簡単なドリルをやると良いでしょう。

暗記法はいろいろあるのでその子にあった方法を選びましょう。
幼児教室のプログラムではスポーツや音楽、実験などさまざまな体験を通して楽しみながら新しいことを覚えられるように工夫されています。
子供の暗記力を伸ばすためにも、幼児教室を検討してみてはいかがですか?

子供の暗記力を高めるための5つの方法
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