子どもが楽しみながら学習できる知育パズルはとても魅力的ですよね。しかし、パズルといっても平面的なものや立体的なものなど、形や素材もさまざま。子どもに興味を持ってもらうためにはパズルの選び方がとても大切だといえます。
そこで今回は、知育パズルの選び方のポイントや実際に人気の知育パズルをご紹介します。
知育パズルがもたらす効果とは?
パズルが好きな子や得意な子は「頭が良い子」とみなされることが多く、実際に小さい頃に知育パズルをしていたという子が大人になってその才能を発揮する、という話もよく聞きますよね。
では、知育パズルには一体どのような効果があるのか見ていきましょう。
・手先の発達、器用さ
・集中力、記憶力
・色彩を判別する能力
・空間認識能力
パズルは手を使うため手先が発達します。そうすると、脳の大部分を占める前頭葉が活性化され、脳にもいい影響が出るのです。その結果、集中力や創造力、思考能力が育まれていくというわけですね。
ほかにも、最後までやり遂げる力や、達成感と充実感も得られるといわれています。これは成長していくなかでも、諦めずに最後までチャレンジする力として役立ちそうですね。
楽しくできる! 知育パズルの選び方
パズル遊びは楽しんでおこなうことが大切です。いきなり難しいパズルに挑戦させるなど、その子の年齢や能力に合っていないものを選ぶと、知育どころかパズル嫌いになってしまうことも……。
はじめてのパズル
1歳を過ぎた頃から簡単なパズルで遊ばせてあげると良いでしょう。はじめは10ピース未満の簡単なものが丁度いいです。
「パズルは簡単で楽しい!」と思わせてあげましょう。そうすると積極的に何度も繰り返し遊んでくれるようになります。
どんなパズルがいい?
ピースのサイズは持ちやすい大きめのものを選びましょう。
絵柄は子どもが好きな動物や乗り物などのものを選んであげましょう。子どもに人気のアニメキャラクターなどでもいいですね。カラフルなものや数字の書かれたものを選ぶと、色を見分ける力や数字の勉強も同時にできますよ。
慣れてきたら……
慣れてきたら徐々にピースの数を増やしたり、ピースの大きさを小さくしていくと良いでしょう。
パズルが苦手だったり興味を示さない子には無理矢理やらせるのではなく、興味を持って自分から取り組んでくれるまで待ってあげてくださいね。
おすすめの知育パズル
ここでは、実際に人気のある知育パズルをご紹介していきます。ぜひ参考になさってくださいね。
・エド・インター「木のパズル なかよしどうぶつ」(1歳半〜)
かわいい動物の形をした大きめの9つのピースを型にはめていくパズル。小さな子どもでも持ちやすい取っ手(ペグ)付きで、はじめての知育パズルにもぴったりです。パズルだけでなくごっこ遊びなどでも活躍してくれそうですね。
・ボーネルンドオリジナル「ファーストピックアップパズル てんとう虫」(2歳~)
大きさや色の異なる5つのてんとう虫を型にはめて遊ぶパズル。てんとう虫の背中にある丸の数と、型に描かれた数字とを一致させることで、遊びながら数字の勉強もできてしまう優れものです。
・Sendida「モンテッソーリ型はめ数字文字パズル」(3歳〜)
形や色、数字や数の数え方などが学べる型はめパズルです。形は円形、楕円形、星形、ハート形、数字などの形があり、色もとてもカラフル。1〜10の数字を覚えられるほか、棒にリングをはめることで簡単な足し算、引き算ができるようになっています。
楽しんで学べる知育パズルにはいろいろなものがあります。子どもが興味を持って遊べるものを選んであげましょう。
なかには何人かで遊べるものもあるので、幼児教室でお友達と楽しく遊ぶのもいいですね。