積み木が子どもに与える効果とは? 遊ぶメリットについて

積み木は赤ちゃんのころから遊べて、長く楽しめる定番おもちゃです。何気なく遊ばせている親御さんも多いかもしれませんが、実はこの積み木、子どもの成長にとってさまざまな効果があるのです。
ここでは積み木で遊ぶメリットや、子どもにもたらされる効果についてご紹介します。

積み木が子どもに与える効果とは? 遊ぶメリットについて

積み木遊びが子どもにもたらす効果とは?

積み木遊びは子どもの成長に様々なメリットを与えてくれます。さっそくどんな効果があるのか、順にチェックしていきましょう。

手先の使い方やバランス感覚が発達する

積み木をつまんで持ち上げたり、うまく積んだりするには、手先をスムーズに動かす必要があります。
赤ちゃんのうちはうまくできなくても、積み木で遊んでいるうちに円柱や四角、三角といったそれぞれの形に合わせた持ち方ができるようになります。さらに、手先の筋肉・バランス感覚が鍛えられるので、うまく積めるようになるのです。

集中力、考える力が身につく

積み木をうまく積んでいくには集中力・思考力も必要です。積み木遊びをすると、バランスを見ながら「どこに積めばいいかな」「そっと置いた方がいいかも」というふうに、考えながら集中して作業に取り組む力が身につきます。

ひらめき・アイデアを生み、創造性を伸ばす

積み木はシンプルな形をしているので、積んだり並べたりしながらオリジナルの遊びを楽しむことができます。また、おままごとの料理として使ったり、電車・車のおもちゃで遊ぶ際に、トンネルや家に見立てたりするといった使い方も。 子どもの自由な発想やアイデアで遊べるので、創造性を伸ばしてくれるのです。

物理感覚(数や高さ)や空間認識力が育つ

積み木で遊ぶ中で、子どもは「多い・少ない」「分数(大きい積み木の4分の1など)」といった物理感覚を身につけていきます。また、立体的な作品が作れる積み木は、高さや奥行きなどの空間認識力を高めてくれます。

他の人との協同性、協調性が育まれる

子どもが成長してくると、お友だちと協力して作品を作り上げることも多くなりますね。
その際に誰がなにをするのか考えたり、使いたい積み木を譲り合ったりといった経験ができます。
「みんなで協力して遊ぶと面白い」という体験を重ねることで、社会で必要な協同性、協調性が身につくのです。

子どもに与えるならどんな積み木がベスト?

積み木にはさまざまな種類がありますが、どれを選べばいいのか迷いがちですね。
一般的に2歳以下の子どもは大きめのサイズの積み木が、3~4歳の子どもにはシンプルな立方体ベースの積み木が向いています。5歳以上になれば細かなパーツが組み合わさったものや、特殊な形の積み木にチャレンジしてみてもよいでしょう。

また、積み木はブナの木でできているものが一般的ですが、中にはアクリル樹脂でできた透明感のあるものも。
基本の積み木に加えて、ちょっと“変化球”な積み木を加えてみると、さらに遊びの幅が広がりそうですね。
色・形・ピースの数など、子どもの様子を見ながらどんな積み木がいいか検討してみることをおすすめします。

子どもの手指の運動機能や集中力の発達を促す積み木は、赤ちゃんや小さな子にもおすすめのおもちゃです。また、シンプルなおもちゃだからこそ、積んだり並べたり、他のおもちゃと組み合わせて遊ぶことができます。

どれを買ったらいいか迷ったら、児童館や幼児教室で使われているものを参考にしてみてもいいかもしれませんね。よりこだわりたい方は、実際に触って質感を確かめてから購入すると失敗が少なくなりますよ。

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