子どもに「数学的思考」を身に着けてもらう方法とは?

これからの時代は単純な「計算力」だけではなく、論理的思考力や発想力などを含めた「数学的思考」が必要になるといわれています。そもそも、数学的思考とはどのようなものなのでしょうか? ここでは数学的思考についてご説明するとともに、子どもに数学的思考を身に着けてもらう方法をご紹介します。

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数学的思考とはどのようなもの?

算数の学習では「計算力」「数量感覚(数がいくつあるか、多い、少ないなど)」「図形処理力」が重視されており、小学校のうちはこの3つを重点的に学びます。

そんな中、近年注目されているのが上の3つに「論理的思考力」「表現力」などを含めた“数学的能力”です。これらの5つの能力は、ただ計算するだけではなく情報を把握してまとめ、これまでの経験などから最適な答えを導き出すために必要な力です。
そして、その最適解を導き出すための思考を「数学的思考」と呼びます。

数学的思考を身に着けるメリット

数学的思考を身に着けると、算数の勉強が楽しくなります。算数は学校教科の中でも特に好き嫌いが分かれる教科です。幼いうちから数学的思考を身に着けることで、算数を学ぶ意欲につながります。

また、数学的思考を身に着けることで、自分の考えを具体的に、かつ論理的に伝える力も習得できます。説得力のある言葉で話せるようになるうえ、自分の考えを正確に伝えられるのです。

また数学的思考が身に着いていれば、さまざまな課題に突き当たった場合も、原因を観察し、得られる情報や過去の経験からもっとも良い選択を選べる子になるでしょう。
つまり数学的思考は、生きていくうえで情報を整理し、論理的に物事を考え、課題や問題を解決する力でもあるのです。

子どもに数学的思考を身に着けてもらうには?

「子どもに数学的思考を身に着けさせたい」と思っても、実際にはどうすれば良いのでしょうか? 実は、普段の生活で少しずつ工夫すれば数学的思考力を育てることができるのです。

理由を「言葉」で説明させる

子どもが何かしてほしいと要求してきたときは、数学的思考力を育てる絶好のチャンスです。そのようなときはぜひ「言葉」で理由を説明してもらいましょう。理由を言葉で説明する練習をすることで「なぜそうなるのか」を整理し、問題解決へと導く力が身に着いていきます。

代わりになるものを考えてもらう

「おもちゃがこわれた」「お菓子がほしい」など、必要なものがあるときには「代わりになるもの」を考えさせるのも良いトレーニングです。いつもとは違った角度から物事を見たり、代わりに使えるものがないか考えたりする練習をすることで、思考の“視野”が広がります。

図やイラストで物事を表す練習をさせる

子どもに物事を伝えるときに、図で表してもらうのも良いでしょう。ケーキの切り方やおやつの分け方など、何でも構いません。図を描くことで頭の中の情報が整理されていき、答えを導き出しやすくなります。図に表す力は算数の文章題を解くだけでなく、日常の問題解決にも役立ちますよ。

課題を与えてクリアさせる

数学的思考を身に着けさせるには、子どもに課題を与え、少しずつ課題のレベルを上げていくのも効果的です。たとえば「積み木を積んで」と課題を出し、子どもが積み上げに成功したら「もっと高く積んでみて」というふうにするのです。試行錯誤しながら挑戦することで、自分で答えを見つけ出す力や粘り強さが育ちます。

子どもの数学的思考を育てるには、自分で考えさせたり、言葉や図で表現したりする体験が重要です。小さなうちから数学的思考の素地を作ってあげたいと考える方は、子どもを幼児教室に通わせてあげるのもおすすめです。さまざまな経験や自己表現を通じて、数学的思考も自然と身に着いていきますよ。

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