知育系タブレットを子どもに使わせて大丈夫? 知っておきたいデジタル教材の注意点と上手な付き合いかた

近年、幼児向けの知育系タブレットの商品が増えており、一般のタブレット向けの幼児向け知育アプリを含め、タブレット所有世帯の実に半数以上が幼児にタブレットを使用させているといったデータがあります。
タブレットを子どもに使わせることは多くのメリットがあるとともに、注意しておきたい点もあります。そこで、知育系タブレットを含めた子ども向けデジタル教材のメリットと注意点、上手な付き合い方について紹介いたします。

知育系タブレットを子どもに使わせて大丈夫? 知っておきたいデジタル教材の注意点と上手な付き合いかた

デジタル教材のメリット

子ども向けのデジタル教材は、キャラクターを採用したものも多く、子どもの興味を引くデザインや音などが採用されています。そのため、就学前の子どもに、ゲーム感覚でひらがなや数字、英語などを覚えさせたり、デジタル図鑑として知識を習得したりすることができます。
紙ベースの教材と比べて、音声や動画による情報を伴うため、大人が手助けしなくても、幼児でも簡単に楽しみながら学べるのが大きなメリットとなっています。 アメリカの研究では、言語能力育成のアプリを使用した幼児の語彙力が実際に伸びたというデータもあります。

デジタル教材の注意点と上手な付き合い方

次々と子どもを引き付ける映像が映し出されるデジタル教材は、やはり注意したい点は目への負担です。使用時間に制限をかけられるもの、途中で休憩タイムを入れる設定ができるものを選ぶことが大切です。ブルーライトを浴びないようにも配慮すること、睡眠前の使用を避けることも忘れないようにしましょう。
最近では子供の運動不足による身体能力の低下が社会的にも問題視されています。デジタル教材の時間が増えることで、子どもの外遊び時間、さらに親やと友達とのコミュニケーションが減ってしまわないよう注意したいものです。
また、デジタル教材の内容・質はさまざまなものが存在し、知育の効果や子どもへの影響もさまざまです。できるだけ、教育系の企業によるものか、専門家の監修がついているものを選ぶことをおすすめします。

デジタル教材によって得られるメリットは多い反面、注意点を把握して上手に付き合うことが大切です。
子どもに安心して使わせられるよう、使用時間に制限をもたせるとともに、幼児教室に通うなどして身体を動かす遊びや同年代の子どもとのコミュニケーションの場を意識的に設けるようにしましょう。

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