【トルコ編】外国の子どもに人気の遊び3つ

ヨーロッパとアジアとの間に位置し、西洋と東洋の架け橋と言われながら、両者の文化の影響を受けながら発展してきたトルコ。現在では、駐在員が住みたいと感じる国の第7位に位置した、美しい自然が守られた人情味あふれる魅力的な国です。
トルコの国土面積は、日本の約2倍ほどですが、トルコ人のほか、クルド人やアルメニア人、ギリシャ人などが暮らしており、信仰されている宗教もイスラム教徒を中心にギリシャ正教徒やアルメニア正教徒、ユダヤ教徒などさまざまです。
今回は、そんなトルコの教育の特色と、子どもたちの休日の遊び方について紹介いたします。

【トルコ編】外国の子どもに人気の遊び3つ

トルコの教育の特色

ほぼ全てが国立の学校だというトルコの学校は、6歳から17歳の12年間が義務教育となっており、9月中旬から1月中旬までの1学期と、1月下旬から6月中旬までの2学期からなる2学期制、夏休みはなんと3か月間もあります。
1クラスあたりの生徒数は30~50名程となっており、地方を中心に生徒数に対して学校や教員の数が少ない学校では、午前と午後の2部制をとっているところもあるようです。多くの学校では、小学2年生から外国語教育として英語の学習が始まり、4年生からは宗教文化や道徳の授業も必修科目となっています。

トルコの子どもに人気の遊び3つ

イストップ

イストップは、ドッヂボールに「だるまさんがころんだ」の要素が入った外遊びゲームです。
①ボール持った人が一人を指名してボールを高くあげる
②指名された人はボールを取りに行き、他の人は遠くへ逃げる
③ボールをキャッチした時に「イストップ!」と叫び、他の人はその場で止まり静止する
④キャッチしたボールを他の人に向けて投げ、あてられた人はゲームから外れる。
ノーバウンドでキャッチできた人は、つぎのゲームの最初でボールを上げる役になる。

トンバラ

トンバラは、お正月に家族で遊ぶのが恒例となっている古くから伝わるカードゲームで、ビンゴによく似たものです。
1から90までの数字のなかで15個、3列に5個ずつ並べたカードを人数分と、数字が書かれた90枚のコインを使います。
①コインを袋に入れておき、順番に1枚ずつ取り出して数字を読み上げる
②自分の持っているカードと照らし合わせる
③カードの数字と一致するコインをカードに載せる
④一番早くすべてのカードにコインが埋まった人が勝ち

ベシタシュ

ベシタシュは、多くの人が子ども頃に遊んだことのある、5つの石を手の平のうえに乗せたり投げたりする、「お手玉」のトルコ版のような遊びです。
地域によってルールに違いがありますが、失敗したら次の人に交代し、どれだけ長く続けられるかを競うゲームです。

トルコの子どもの遊びを3つ紹介致しました。トルコでもサッカーの人気は高く、学校の休み時間や公園などでサッカーをする元気な子どもたちの姿がよく見られます。多人種が集まりながらも快活でのびのびとした子どもが印象的なトルコ。昨今の日本では、少しうらやましく感じる方もいるかもしれません。
さまざまな価値観を抱く異文化を子どものうちから肌で感じるのは大切なことです。日本の幼児教室などでも多国籍の子どもと交流できる施設もありますので、足を運んでみてはおいかがでしょうか。

Istanbul,,Turkey,-,May,11:,Turkish,Elementary,School,Students,In
  • bn05
  • Gymboree Facebook
  • Gymboree Youtube