子どもの食べるのが遅い原因は? 試してみたい改善方法 

「子どもがなかなか食べてくれない」、「食事に時間がかかりすぎる」、「せっかく作っても全く食べてくれない」など、子どもの食事についての悩みを抱える親御さんは多いもの。子どもの食事についての悩みは、子育ての永遠のテーマだとも言われています。
食べるのが遅いのは、食事の環境や子どもの性格などさまざまな要素が原因となっています。そこで今回は、子どもの食べるのが遅い原因について解説するとともに、試してみたい改善方法について紹介いたします。

子どもの食べるのが遅い原因は? 試してみたい改善方法 

子どもの食べるのが遅い原因は?

お腹が空いていない

お腹が空いていない時は、大人でも食が進みません。次のような場合は、お腹が空いていないことが遅い原因かもしれません。

●間食の量が多い、間食の時間が遅い
食べ始めはスムーズで、だんだんと食べるのが遅くなるようなら、間食の量が多い、または間食の時間が遅いことが考えられます。子どもは甘いジュースも食事に響くので注意しましょう。
●運動量が足りない
外遊びをせず身体を使った遊びをしていないとき、お昼寝が長いときなど、運動量が足りないと食が進まず、食べるのが遅くなります。
●食が細い、食べることに興味が薄い
そもそも食べることにあまり興味が薄いお子さんもいます。食事の内容に好き嫌いがある以前に、食が細く食事を出されても関心が沸かないため、食べるのが遅くなりがちです。

嫌いな食べ物が入っている

子どもは、目の前の食事に嫌いな食べ物が1つでもあると、それだけで食事自体に抵抗を感じてしまうことがあります。嫌いな食べ物は、味だけでなく見た目や色、舌触り、パサパサしているなどさまざまで、敏感な子ほど食事の速さに影響してきます。

体調が悪い

喉が痛い、疲れている、便秘ぎみなどの体調、そして眠い時も食べるのが遅くなります。普段は進んでいたのに最近急に遅くなったという場合は、体調を疑ってみてもいいかもしれません。

食事に集中できない

食事に集中できる時間は、乳幼児なら10分程度です。食事に時間がかかりすぎると、食べることに飽き、おもちゃやおしゃべりに気をとられてしまいます。次第に座っていることが苦痛となり、食事の時間が楽しくなくなってしまいます。

マイペースな性格

もともとのんびりやさんでマイペースな性格の場合、モグモグと口を動かすスピードもゆっくりで、食べるのが遅くなりがちです。

試してみたい改善方法

空腹感を意識する

食事の時間までにお腹が空くように、次のことを試してみましょう。
・できるだけ外遊びなどで身体を動かす
・間食の時間を早める
・間食の量を減らす

食事を楽しい時間にする

・「食べやすさ」を重視し、子どもが短時間で食べられるように工夫する。
たとえば、具材を細かくしてトロミをつける、苦手なものをなるべく避ける、など ・お腹が減っていなさそうな時は、好きなものを中心に食べさせる
・10~15分を目安に、食べ進まないようなら食事時間を終わらせる
・「おいしい、おいしい」と言いながら、大人が食べてみせる
・食事のあとに好きなデザートを用意する

食事に集中させる

・食事中はテレビを消す
・玩具は食卓から見えない場所に移動させる

食事のたびに「早く食べなさい」と叱られると、次第に食事自体が嫌いになってしまう子どももいます。成長曲線の範囲内であれば、成長に問題はありませんので、できるだけ楽しい雰囲気を心がけることが大切です。
食が細い子やマイペースな子なども、幼児教室などで、同年代の子ども達と食事をすることで、刺激を受けて自然とぱくぱく食べられるようになる子もいます。幼児教室などに通って昼食だけでも任せられれば、ママ・パパの負担が減らせるかもしれませんね。

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