子どもの頭の回転を良くしたい! 幼児期に親ができること

頭の回転の速さは、社会に出てからの仕事や日常生活での人との関わりを含めて、あらゆることにおいて役立ちます。我が子を、「学校の成績が優秀な子に育てたい」と考えるよりも、「頭の回転が速い子どもに育てたい」と考える親御さんも多いのではないでしょうか。
そんななか、子どもの頭の回転を良くする方法は、ドリルをやらせたり知識を教え込んだりするのとは異なり、幼児期からの親の関わり方が重要だと言います。
そこで、子どもの頭の回転を速くするために、幼児期に親がどのようなことをしたらよいのか、詳しく見ていきましょう。

子どもの頭の回転を良くしたい! 幼児期に親ができること

頭の回転の速さとは

頭の回転が速いとは、一般的には次のようなこと指します。
・相手の話を理解して、適確に受け応えができる
・今起きていることを、即座に把握できる
・次に起こることを予測し、自分がすべきことを判断できる
・何が問題かを理解し、解決方法を考えられる
・話の要点をまとめて、人に伝えることができる

頭の回転の速さは、脳が成長する12歳くらいまでで決まるといい、特に幼児期での成長が著しいといいます。

頭の回転を速くする方法とは

子どもの問いかけにしっかりと応える

親子の会話によって脳が育つことは知られていますが、なかでも子どもからの問いかけなど、子どもが強く興味を抱いた話における親の対応が大切です。
できるだけしっかりと目を見て話を聞き、質問には丁寧に答え、わからないことは一緒に調べてあげるようにしましょう。そうすることで、次第に好奇心の対象を広げ、疑問について考え解決しようする力が育っていきます。

コミュニケーションの楽しさを感じさせる

絵本の読み聞かせの後に感想を発言させたり、一日の出来事を振り返り言語化させたりしましょう。上手に話させることよりも、話すことによって生まれるコミュニケーションが楽しいと感じさせることが大切。決して無理強いせず、スキンシップを取りながらリラックスした雰囲気のなかで行うようにしましょう。

興味があることを積極的に経験させる

子どものためを思うと、将来に役立つことをやらせたいと思うものですが、子どもに興味がない事をやらせてもあまり意味がありません。子どもが興味を抱いていることを、できるだけより深く知る機会を与えてあげましょう。

手先や身体を使う機会を与える

習い事によるスポーツよりも、幼児期は子どもが自由に動き回れる機会・環境を与えましょう。自然の溢れる場所での外遊びなら、身体を動かしながら五感を刺激することもできます。室内において思いっきり親子でじゃれあうのも効果的です。手足をよく動かすことで、前頭葉に刺激が加わりシナプスの形成が促進されるでしょう。

子どもの頭の回転を速くするために、幼児期に親ができることを紹介いたしました。
頭の回転の速さは、一生の財産にもなります。親の関わりによって、うまく伸ばしてあげたいものですね。
忙しくてなかなか時間が取れないという方は、幼児教室などへ預けるという方法があります。子どもの発達に詳しい大人による関わりや、同年齢の子どもたちと接するなかで、日々子どもの脳に刺激を与えられることでしょう。

Pretty,Happy,Japanese,Mother,Play,With,Her,Cute,Little,Daughter
  • bn05
  • Gymboree Facebook
  • Gymboree Youtube