英語の歌で子どもを英語好きに! 取り入れ方のポイントとは?
英語習得の手段として、英語の歌を取り入れることが効果的なのはご存知でしょうか。特に幼児から小学生低学年のお子さんにとって、英語の歌が英語習得の導入にとても効果的だと言われており、多くの英会話教室などでも活用されています。
そこで今回は、英語の歌がなぜ英語習得の導入に良いとされているのか、そして英語の歌を取り入れる際のコツについて、ご紹介したいと思います。
英語習得に英語の歌が活用される理由
1)多くの子どもは歌が大好き
多くの子どもは、歌を聞いたり歌ったりすることを楽しいと感じ、興味を持つ傾向があります。他の遊びに夢中になっている子どもでさえ、歌が流れると歌に耳を傾けるほどです。
また、聞き慣れない英語の曲でさえ、歌としてメロディーにのせた言葉だと、子どもの耳に違和感なくスーッと入り込む力を、歌は持ち合わせています。
2)繰り返し聴くことができる
歌は、たとえ別の遊びをしながら聞いていても、どこかでメロディーが頭に残ります。メロディーが心地よい歌に対し、子どもは次第に歌いたいと思うようになり、口ずさむようになります。歌は1度聞いたら「知っているからもう聞かない」とならず、何度でも繰り替えし聴くことができるため、自然と覚えてしまうのです。
3)フレーズで覚えることができる
歌は言葉をコンパクトにまとめてあり、フレーズでまるごと覚えやすくなっています。英語のリズムやイントネーションを含めて、フレーズで覚えられ習得しやすくなっています。ネイティブが歌う歌をそのままそっくり真似ているうちに、ネイティブに近い発音やアクセントが身につけやすくなっています。
4)子ども向けの歌が豊富
英語の子ども向けの歌は、手遊びやダンスなどと共に楽しく歌える曲が豊富です。子どもの目を引きやすいカラフルな動画を見ながら真似することで、英語への興味を高めたり、英語に触れることを楽しいと感じたりできます。
英語の歌の取り入れ方ポイント
最初は、簡単な手遊び歌からはじめ、聞きながら身体を動かすことから促すと良いでしょう。リズムに合わせて身体が動かせたら思いっきり褒め、英語への親しみを強めていきましょう。手遊びを繰り返しているうちに、自然と耳が英語に慣れ、子どもはすぐに覚えていくでしょう。
ご家庭で英語の歌を聞いて、すぐに真似できる子は少数派です。言葉で発するのに時間がかかる子どももいますが、インプットに時間をかけるタイプだと認識して、無理強いはしないようにしましょう。聞いているだけでも、十分に英語習得に役立ちます。
ポイントは、子どもが楽しく聞けるかどうかなので、子どもが気に入りそうな曲を選び、親子で楽しむようにしましょう。
子ども向けの英語の歌は、楽しみながら英語に親しめ、英語習得の導入に最適です。まずは親子で一緒に楽しめる曲を聴きながら、身体を動かすところから始めましょう。
どんな曲が良いのかわからない、あまり親子で楽しめないという場合は、インターナショナルスクールなどに通うことで、効果的な習得が期待できます。子ども向けの英語の歌に関して豊富な知識やノウハウを持った講師が、子どものタイプに合わせたフォローを行ってくれることでしょう。