【外国の子どもの習慣】海外のクリスマスとサンタクロースを知ろう!

世界中の子どもたちに親しまれているクリスマスですが、各国によって少しずつ異なる特徴があります。海外の子ども達はクリスマスをどのように過ごし、サンタクロースにどのようなイメージを抱いているのでしょうか?
そこで今回は、日本と異なるアメリカでのクリスマスの風習を中心に、海外のサンタクロースの特徴について紹介していきたいと思います。

【外国の子どもの習慣】海外のクリスマスとサンタクロースを知ろう!

日本と異なるアメリカのクリスマスの風習とは?

アメリカのクリスマスは祝日にあたり、学校も会社もお休みになります。賑やかなイメージとは裏腹に、商店の大半も休業となるため、街中は閑散とした雰囲気になります。
日本ではカップルを中心に、25日のクリスマス当日よりもイブのディナーに重きを置く傾向がありますが、アメリカでクリスマスと言えば、25日に家族揃ってご馳走を食べてお祝いをする行事。キリスト教なら朝または夕方に家族で教会での礼拝に出かけます。

サンタクロースからのクリスマスプレゼントの置き場所は、日本では枕元に置くイメージがありますが、アメリカでは、暖炉付近に飾るクリスマスツリーの下に置きます。そしてその周辺にぶら下げる大きな靴下(ストッキング)には、お菓子などの小さなプレゼントやカードを入れるために、子どもの分だけでなく家族全員分を用意します。子どもだけでなく、家族全員でプレゼントを楽しむのですね。

海外のサンタクロース

<アメリカのサンタクロース>
アメリカのサンタクロースには、「ミセス・サンタクロース」と呼ばれる奥さんがいて、奥さんとエルフ(妖精)たちと一緒に、北極で暮らしているそうです。 普段は、サンタクロースは子ども達が良い子にしているかを見届けたり、プレゼントのリストのチェックをしており、エルフがおもちゃを作ったり、トナカイのお世話をしたりしているとのことです。

クリスマスが近づくと、サンタさんは街のお店などに現れ、会いに来た子ども達に「いい子にしているか」「欲しいプレゼントはなにか」を聞きます。
そしてクリスマスイブになると、子ども達はプレゼントを持ってきてくれるサンタクロースのために、クッキーとミルクを用意し、サンタクロースに感謝の気持ちを伝えます。

<ドイツのサンタクロース>
ドイツのサンタクロースは、怪人を連れてくるといいます。サンタクロースは良い子にはプレゼントをくれますが、悪い子には怪人に命令してお仕置きをさせるといいます。
ドイツでは、12月6日の「聖ニコラウスの日」と合わせて、2回もプレゼントがもらえる機会があり、「クリスト・キント」と呼ばれる天使がプレゼントを届けてくれるとも言われています。

<イタリアのサンタクロース>
イタリアでは、サンタクロースではなく魔女の「ベファーナ」がプレゼントをくれると言われています。良い子はプレゼントをもらえますが、悪い子は靴下に炭を入れられます。

<アイスランドのサンタクロース>
アイスランドでは、サンタクロースの代わりに「ユールラッズ」と呼ばれる13人の妖精たちが山から降りてきて、良い子にはお菓子を、悪い子にはじゃがいもを靴下の中に入れるそうです。

<ロシアのサンタクロース>
ロシアのサンタクロースは、青い衣装を着ているのが特徴です。「ジェド・マロース(雪おじいさん)」と呼ばれており、「スネグーラチカ(雪娘)」を連れているそうです。

いかがでしたでしょうか。
多くの国において、子ども達にとってクリスマスは、一年間いい子で過ごせたかどうかを振り返る機会にもなっているようです。そして、プレゼントを運んでくれるサンタクロースに感謝をし家族団らんを楽しむ、心温まるほっこりとした日という印象ですね。
特徴こそ異なっていても、サンタクロースの存在は、世界中の多くの子ども達の心の中に、感謝の気持ちや裏表のない真っすぐな気持ちを育ててくれていることでしょう。

Merry,Christmas,And,Happy,Holidays!,Cute,Little,Child,Girl,Sitting
  • bn05
  • Gymboree Facebook
  • Gymboree Youtube