子どもの心を育てたい! 情操教育に役立つこと6つ

子どもの心を育てるために情操教育をしたいが、具体的にどのような事をしたらよいのかわからない、という親御さんは多いようです。
我が子に何が合っているかの把握は容易ではなく、また、心や知能が育っていくペースや時期には個人差もあります。
そこで今回は、情操教育がなぜ重要なのか、そして情操教育に役立つと考えられていることをいくつか紹介したいと思います。お子様が楽しめるものを組み合わせ、心の成長に役立ててみて下さい。

子どもの心を育てたい! 情操教育に役立つこと6つ

情操教育はなぜ重要?

心の中の悩みは、大人になってからも深く根を張ることがあり、自分でコントロールできないほど膨らんだ時には、生きる意欲さえ削ぎ落としてしまうことがあります。
心のコントロールは、実は幼少期からの情操教育と深い関係性があり、情操教育により心がうまく成長することで、自分の心の悩みも対処できるようになっていきます。

また情操教育では、人との共存の大切さも学ばせてくれます。特に一人っ子が増え人との関わり合いが減少傾向にある昨今では、周りとの関わりについて学べる情操教育は重要だと言えるでしょう。

情操教育に役立つこと6つ

情操教育では、何よりその子が楽しいと感じ、前向きに取り組めるもののなかから、いろいろな経験をさせることが大切です。

親の愛情を示す

普段から子どもを抱きしめるなどのスキンシップをしたり、味方でいる事を伝えたりと、親の愛情を子どもに示すようにしましょう。
自分の子どもに対してだけでなく、周りに困っている人がいたら声をかけたり助けたりと、思いやりのある行動を子どもに見せるようにします。何か困った事が起きた際は、子どもと一緒に考え、必ず前向きな答えを導き出すようにしましょう。

絵本の読みきかせ

絵本の読み聞かせによって、子どもの想像力を養いましょう。大人が抑揚をつけて読んであげることで、興味を持ちやすくなり、また、親子の愛着関係も形成されます。
読んだ後は、できるだけ感想を言い合うようにしましょう。

生き物や自然と触れ合う

植物の変化や生き物の様子を知ることは、情操教育にとても有効だと考えられています。天候や季節によって変化する自然の姿に触れることで、五感や知的好奇心が刺激されます。また、植物や生き物を育てることで、命の大切さや世話をする責任感も学ぶこともできるでしょう。

芸術に触れる

お絵描きや、音楽を聞いたり歌ったり、演奏したりすることで、発想力や表現力を学ぶことができます。言葉で上手く伝えられない幼い子どものうちから、自分の内面を表現する手段ともなり、自分を表現する楽しさを知ることができるでしょう。決して上手下手ではなく、楽しく取り組むことが大事です。

季節の行事に触れる

季節の行事への参加により、昔の日本や海外の風習に触れ、季節の移ろいに喜び感じるきっかけになります。お墓参りや初詣などでは、信じる気持ちや願う気持ちを感じ、伝統的な遊びや旬の食べ物を通して、子どもの興味も広がるでしょう。また、季節の行事では、地域社会との繋がりを感じる機会にもなります。

スポーツなどで身体を動かす

身体を動かすことは、心身の健やかな成長に繋がります。特に、ほかの子どもと一緒に行うことで、忍耐力や達成感、協調性などを学ぶこともできるでしょう。

情操教育は親の愛情が基盤となりつつ、他の子どもとの共存を含めて、さまざまな体験によって育っていきます。
毎日の生活のなかで継続して情操教育を行うなら、幼児教育に通わせることで叶えられます。他の子どもの多様な好みや考え方にも触れられるため、親子だけでの経験に増して、より豊かな心の成長に役立つことでしょう。

Little,Children,With,Kindergarten,Teacher,Drawing,At,Table,Indoors.,Learning
  • bn05
  • Gymboree Facebook
  • Gymboree Youtube