子どもの花粉によるアレルギー症状を改善したい! 効果が期待できる食べ物は?

花粉症の低年齢化が話題にのぼり、花粉症の辛い症状を訴える子どもたちが増えています。
かゆみによって目を擦ったり、鼻水を拭きすぎて肌が荒れたり、夜間の鼻づまりによって睡眠の質が悪くなったりと、子どもたちにとって花粉症の症状による影響は大きく、少しでも症状を軽減させてあげたいものです。

そこで今回は、花粉症の症状を薬以外の食べ物や飲み物で和らげる方法について紹介したいと思います。症状の緩和だけでなく予防への効果も期待できるので、ぜひ参考にしてみて下さい。

子どもの花粉によるアレルギー症状を改善したい! 効果が期待できる食べ物は?

花粉症に効果が期待できる食べ物とは?

薬とは異なり、食べ物・飲み物による花粉症の症状への改善や予防は、即効性には繋がらないものの、身体の免疫機能を改善したり、皮膚粘膜を強くしたりすることで、花粉症対策に繋がります。

乳酸菌飲料

乳酸菌飲料は、アレルギーの症状緩和に効果があると言われています。アレルギーの症状が悪化するのを遅らせたり、かゆみや皮膚症状を改善したりする効果が認められているものもあるので、普段から症状に合った乳酸菌飲料を効果的に取り入れるとよいでしょう。

不飽和脂肪酸を含む魚類

EPAやDHAなどの不飽和脂肪酸は、抗アレルギー、抗炎症作用があります。マウスを用いた実験で、アレルギー性結膜炎への改善効果が認められ、目のかゆみに効果が期待できるほか、アトピーや蕁麻疹、喘息などのアレルギー症状を抑える効果も期待できます。
不飽和脂肪酸は、イワシ、サンマ、ハマチ、ブリ、マグロなどに含まれています。

食物繊維・オリゴ糖を多く含む食品

花粉が体内に入ってきた際に、アレルギー症状を引き起こさないようには、腸内環境を整えることも大切です。そのためには、食物繊維やオリゴ糖を意識的に摂取するのがよいと言われています。
食物繊維は、野菜や穀類、きのこ類、豆類、海藻類に多く含まれており、オリゴ糖は乳製品や大豆製品、バナナなどに多く含まれています。

納豆などの発酵食品

発酵食品にも腸内環境を整える善玉菌が含まれています。納豆や味噌、ぬか漬けなどの発酵食品も積極的にとりましょう。

ビタミンA・C・Dを多く含む食品

「ビタミンA」には粘膜を正常に保つ働きがあり、「ビタミンC」には、アレルギー反応を引き起こす「ヒスタミン」の分泌抑制の働きがあります。また、「ビタミンD」には免疫機能を調整する働きがあるので、これらも花粉症対策に役立ちます。

「ビタミンA」は、鶏レバー、にんじん、ほうれん草、モロヘイヤ、うなぎなどに多く含まれ、「ビタミンC」は、ブロッコリー、黄ピーマン、菜の花に多く含まれ、ビタミンDは、鮭、さんま、かつおなどに多く含まれています。

花粉症の症状を和らげる効果が期待できる食べ物や飲み物を紹介しました。
身体の免疫機能を改善したり、皮膚粘膜を強くしたりする食べ物・飲み物を摂取することで、花粉症対策に繋がります。風邪などの対策にもなるので、普段の食生活においても意識的に取り入れるようしましょう。

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