夏のおでかけに備えたい 乳幼児の熱中症対策のコツ

夏の暑い季節になると、大人でも夏の暑さには体力を奪われますが、乳幼児を連れてのお出かけとなると熱中症が心配されます。

乳幼児は対応調整機能がまだ発達していなため、外気の影響を受けやすく、ちょっとした移動時間の間に熱中症になってしまう危険性もあります。それゆえに、乳幼児の熱中症対策については、事前に十分なチェックが必要です。

そこで今回は、乳幼児への熱中症対策ポイントと、お出かけ時の熱中症対策グッズの活用のコツについてご紹介いたします。
ポイントをしっかりと押さえ、グッズを上手く活用することで、夏の間大切なお子様を熱中症から守りましょう。

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なぜ乳幼児は熱中症になりやすい?

乳幼児は汗による体温調整が上手く出来ないため身体に熱が籠りやすく、また、全身に占める水分割合が高く外気温の影響も受けやすいため、暑い季節は体温が上昇しやすくなります。

さらにベビーカーの移動では、地面からの照り返しの影響を強く受けるため、大人が感じるよりも2~3℃高い暑さにさらされることになり、熱中症のリスクが高まります。

熱中症対策グッズ活用のコツ

出先での水分補給

熱中症対策には、こまめな水分補給が必要ですが、出先で乳幼児に効率よく水分補給を行うためには、電解質を含んだ子ども向けのイオン飲料を与えるのがおすすめです。
最近では、生後3ヶ月から飲むことができて乳幼児でも飲やすい風味になっているイオン水もあります。

普段の飲み慣れた哺乳瓶やストローマグなどに入れて、汗をかいて水分や塩分が失われたらスピーディーに飲ませるようにしましょう。

保冷剤で体温の上昇を防ぐ

暑い日のお出かけ時には、子どもの顔色をよく観察して、顔が赤らんだり、ひどく汗をかいたりしている場合は、保冷剤を使って体温の上昇を防ぎましょう。

ベビーカーや抱っこ紐の首元や背中部分のパッドに、保冷剤を入れられるようになっているものを選び、凍らせても感触が柔らかいジェル状の保冷剤を入れましょう。
首元や背中を冷やすことで、暑さによる熱から乳幼児を守ってくれます。

お出かけ時間が長引く時は、替えの保冷剤を保冷バッグに入れて持ち歩くとよいでしょう。水分補給用のイオン飲料も保冷バッグへ入れて冷やしておくと、水分もたくさんとってくれるでしょう。

扇風機でベビーカー内の熱を放出

暑い時期のベビーカーは、日差しを防ごうとすると、照り返しによる熱が中に籠ってしまいがちになります。
なるべく日陰を歩くようにするほか、ベビーカーの内側の空気を換気できるよう、ミニ扇風機を取り付けるのがおすすめです。

お子さんの手が届かない場所に、直接風があたらないように設置しましょう。

車でのお出かけにはサンシェードを

車でのお出かけなら、チャイルドシート横の窓にサンシェードを設置しましょう。 強い日差しのほか、紫外線も防いでくれるので、乳幼児の負担を減らすことができるでしょう。

乳幼児への熱中症対策ポイントと、お出かけ時の熱中症対策グッズの活用のコツについて紹介いたしました。
乳幼児は熱中症へのリスクが高いため、暑さが予想される日のおでかけは、熱中症対策を万全に整えるようにしましょう。

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