英語を早くから教えると日本語の習得に弊害が起きるって本当?

英語学習の低年齢化が進むなか、英語の早期教育が日本語の習得に弊害が起こるのでは? と心配される親御さんも少なくないようです。

一方で、義務教育における英語教育の低年齢化により、乳幼児のうちから英語学習に取り組むご家庭も増えつつあります。

そこで今回は、英語の早期教育が日本語の習得に弊害を及ぼすのかどうか、またどのような影響があるのかについて、ご紹介していきたいと思います。

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早期英語学習による日本語習得への影響

日本語がうまく話せないうちから英語を始めると、脳が混乱してどちらの言語にも悪影響が出るのではないか、という懸念の声を聞くことがありますが、幼少期から英語を学んでも、日本語への悪影響は出ないということがわかっており、日本語を身近で聞き、日常的に日本語に触れていれば、英語学習が弊害になることはありません。

一方で、赤ちゃんで生まれてきた時は、どの言語が母語となってもよいよう、さまざまな発音を聞き分ける能力を持っています。
しかしながら、成長につれて耳にしない発音は徐々に聞き取れなくなってしまうため、なるべく早くから英語を日常的に聞く環境を整えておくことが大切だと考えられています。

早期から英語に親しむことで得られるメリット

英語の早期教育は、日本語習得への弊害がないだけでなく、多くのメリットがあることがわかっています。

1.発音を聞き分けられる
赤ちゃんの耳はとてもよく、日本語以外の発音も聞き分けられます。
早期から英語に親しむことで、英語耳を育てることができます。

2.英語への抵抗感がない
日本語がある程度話せるようになってから英語を聞くようにすると、英語に対して抵抗感を持つようになります。動画や絵本などでも英語よりも理解できる日本語のものを好むようになる前から親しんでおくことで、スムーズな英語習得に繋げることができます。

3.英語の習熟度が高まる
語学の習得には時間がかかり、諸説ありますが最低でも3,000時間はかかると言われています。
学校の英語の勉強が始まってからでは、他の教科の勉強と合わせての勉強となるため、実用的な英語を習得するのが難しくなっていきます。
幼児期の比較的時間がある時に、遊びを通して英語に触れておくことで、英語の習熟度が高まるでしょう。

英語の早期教育による日本語習得への影響について紹介しました。
英語の早期教育が日本語習得へ弊害を及ぼすことはなく、早期から英語に触れることで得られるメリットは数多くあります。

ただし、忘れてはならないのは、幼児期の英語教育では、遊びを通して楽しみながら行うことが重要だということです。

コンスタントに、楽しく英語に触れる環境を整えるには、インターナショナル・スクールや英語幼児教室がおすすめです。英語の歌やダンス、アクティビティーを楽しみながら、たっぷりと英語に触れることができるでしょう。

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