【外国の子どもの習慣】外国にも親子で楽しむお風呂タイムはある?

お風呂タイムも親子のコミュニケーションの場となっている日本。世界的にもお風呂好きとして知られており、ママやパパと入るお風呂を楽しんでいる子どもも多いかと思います。
一方、外国ではお風呂に入る習慣が少なく、普段はシャワーですませる傾向がありますが、子どもたちはどのようにお風呂タイムを過ごしているのでしょうか。

そこで今回は、日本と外国のお風呂習慣の違いに注目し、外国の子どものお風呂タイムについて紹介したいと思います。

Father,And,Son,To,Take,A,Bath,Together

日本と外国との風呂習慣の比較

ある調査によると、日本ではシャワーで済ませるより浴槽につかることが多い人が64%いるのに対し、外国人はわずか27%といいます。

外国人が浴槽に浸からない理由として最も大きいのが、水資源が貴重だという概念のようです。日本のように水資源に恵まれている国は少なく水道代も高いため、バスタブに水を貯めることに抵抗があるのです。
また、軟水の日本と異なり硬水の国では、入浴によって肌や髪を傷めてしまうということも気になるようです。

外国の子どものお風呂タイム事情は?

1.アメリカのケース
日本では子どもがある程度成長するまでは、親子でお風呂に入るのが一般的となっています。しかしアメリカでは、ベビーバスを卒業した後は、大人用のバスタブに10㎝程度のお湯を張って乳幼児を一人で座らせ、親はバスタブの外から手を伸ばして、乳幼児の身体を洗います。
なかにはアメリカでも乳幼児のうちは一緒にバスタブに入る家庭もありますが、ほんの幼いうちだけに限られるようです。

日本のお風呂タイムで見られるような、パパと子どものコミュニケーションタイムは、アメリカでは別のタイミングで行われます。
アメリカでは日本よりもパパの仕事が早く終わり、仕事帰りに学校や園へのお迎えをパパが担うのも珍しくありません。自宅への帰路や、帰り道に立ち寄る公園などでパパと子どもがコミュニケーションを取るなど、もともと日本より家族で過ごす時間が長いアメリカでは、お風呂タイムは重要視されていないようです。

2.中国のケース
中国も、湯船に入る習慣がなくシャワーのみの家庭が一般です。
シャワーは天井に固定された家が多く、また暖房器具が不十分であることから、中国では赤ちゃんをお風呂に入れてくれるお店が存在しています。
赤ちゃんが風邪をひかないよう、特に冬の時期はそういったサービスを利用するという家庭も多いようです。

3.韓国のケース
サウナや韓国式アカスリのイメージから、お風呂好きのイメージのある韓国ですが、一般家庭では湯船がなくシャワールームだけの傾向があります。

比較的大きな家で浴槽がある場合でも、家庭でお湯に浸かる人は少なく、身体の疲れを癒す際はサウナに行くという人も多いようです。
子どもについても同様で、汗をかく時期でなければ新生児でさえ入浴は日課になっていないようです。

日本と外国のお風呂習慣の違いと、外国の子どものお風呂タイムについて紹介しました。 多くの国では、親子でゆっくり湯船に浸かり楽しむという概念がないなか、日本に存在する親子のお風呂タイムは、大切にしていきたいものですね。

Mother,Washing,Little,Son,In,Bathroom
  • bn05
  • Gymboree Facebook
  • Gymboree Youtube