【外国の子どもの習慣】日本より暑い国から学ぶ熱中症対策

子どもの熱中症による事故が心配されるなか、日本より暑い国ではどのように熱中症を予防しているのでしょうか。
今回は、南アジア諸国への熱中症に関するユニセフからの呼びかけと合わせて、マレーシア、シンガポール、インドを中心に、海外の暑さ対策についてご紹介します。

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熱中症に対するユニセフからの呼びかけ

南アジアの国々への猛烈な熱波によって乳幼児の健康が危険にさらされ、ユニセフから熱中症予防の呼びかけがされています。

気温の変化に素早く適応できない子どもは、脱水症から熱中症だけでなく。臓器機能障害のリスクや、脳の発達の妨げにも繋がるリスクがあります。子どもたちを暑さから守るのは、おとなが頼りだとして、保護者や養育者に対して、一日を通した水分補給を呼び掛けています。
のどの渇きや口の中のネバつき、熱っぽさや頭痛、嘔吐の有無について定期的なチェックを行のほか、ゆったりとした服を着せたり、扇風機や霧吹き、氷のうを活用して体温を下げるのも効果的だとされています。

暑い国の熱中症対策を学ぼう

暑い時期の過ごし方

赤道に近い熱帯雨林気候や砂漠の国々など一年中暑い気候の国々では、小さな頃から家庭で熱中症対策について教え込まれるといいます。

習慣的に昼間の活動を控える人が多く、昼間の炎天下の公園や海で遊んでいる子どもは見かけません。暑さによる体力消耗を防ぐため、昼の間は昼寝をしてゆったりと過ごし、夕方から夜にかけて活発に遊びます。

シンガポールでは、教育省が子どもたちや教員に対して、午前10時半から午後3時半までは屋外でのアクティビティを最小限に留めるようガイドラインで定めることもあり、地域によっては、学校の制服の着用ルールをはじめとする行動規範を緩和する動きも見られます。

インドでは、猛暑時期にあたる5月前後は子どもの学校もお休みとなるため、避暑地で過ごす家庭も少なくないようです。

衣類などの工夫

薄手の綿や麻など通気性の良い素材でゆったりとした衣類は、汗や熱を体から逃がす働きをしてくれます。エアコンの効いた屋内と屋外との気温の差に対応するため、着脱のしやすい衣類を選びましょう。

日差し対策として帽子やスカーフ、サングラスの活用も一般的です。
カラッとして太陽の日差しが強い時期のインドでは、薄手の長袖シャツで太陽による肌への刺激を防ぐ人が多いようです。

飲食物の工夫

小さな子供達も、暑さによるリスク回避のために大きなボトルを自分で持ち歩き、頻繁に給水できるよう訓練されています。
暑い国ならではの工夫として、スポーツドリンクのほかに、飲水の中にレモンやライム果汁、中国漢方を入れて飲んだり、サトウキビジュースやココナッツウォーター、ミントティー、ラッシーなどもよく飲まれています。

また、パイナップルやすいか、メロンなど水分の多いフルーツのほか、デーツ(なつめやしの実)もミネラル豊富なスーパーフードとしてよく食べられています。

普段から暑さ対策が浸透している国々では、熱中症が重症することはあまり無いようです。参考になる部分を取り入れ、暑さ対策に役立ててみられてはいかがでしょうか。

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