発語がゆっくりな子どもとのコミュニケーションについて
発語のタイミングには個人差が大きいと知ってはいても、我が子の発語が遅いと、その分コミュニケーションがスムーズにいかず、育児に悩まれる方もいらっしゃるでしょう。
今回は、発語がゆっくりのお子さんとの、言葉以外でのコミュニケーションについてご紹介していきたいと思います。発語が遅いことによる影響についても解説しますので、チェックしてみてください。
発語が遅いことによる影響は?
発語が遅いと、どうしても周囲とのコミュニケーションが難しくなってしまいます。
そんな中、普段から生活を共にしているママとは、言葉を使わなくても意思疎通ができることが多いので、ママ以外の人とのコミュニケーションをとろうとせず、ママへの固執が心配されます。
また、お世話をするママパパに意志が伝わらないと、言葉の代わりに癇癪を起こすお子さんもいらっしゃいます。たとえば、お腹がいっぱいになるとお皿を投げてひっくり返してしまう場合、「おなかがいっぱい」とか「もういらない」と伝えてくれれば、どれだけ助かるかと思われる方も多いでしょう。
癇癪を起したりお皿をひっくり返したりことで意志が伝わったと解釈し、敢えて言葉を話す必要性を感じていないお子さんもいらっしゃるかもしれません。
言葉以外でコミュニケーションを取る方法
コミュニケーションは、言葉だけでなくサイン(身振り)によっても成り立ちます。サインによってコミュニケーションが取れれば、発語が遅くてもさほど困らないでしょう。
子どもは大人が思っている以上に、大人の会話の内容を理解していますので、まずは大人が話しをしながら、身振りでサインを見せてみましょう。
日常的に子どもが要求する事柄に対してサインを決め、そのサインをしながら言葉を発することで、言葉とサインを連動させていきます。サインは簡単なものからはじめ、徐々に増やしていきましょう。
また、サインだけでなく、指差しや絵カードを使うことで意志を伝えられる場もあります。まずは、コミュニケーションを取ることは楽しいことだということ、そして伝えたいことが理解してもらえた時の喜びを実感してもらうことが重要です。
サインを使うことで得られるメリット
サインによってコミュニケーションが取れるようになれば、ママパパ以外の周囲の人にも興味をもつようになり、社会性が育まれていきます。世界が広がるので、インプットできる情報も増えるでしょう。
またサインをする際は、一緒に言葉を発することで発語へとつなげる効果もあります。
サインを見せながら、お子さんが聞き取りやすい速さで音声でも伝えることを意識しましょう。
発語が遅いことに悩まれる必要はありませんが、サインなど言葉以外の方法を用いて、コミュニケーションの楽しさを伝えるようにしていきましょう。