【外国の子どもの習慣】海外の学校でのSDGsの取り組み事例

近年、日本の子ども達もSDGsについて学ぶ機会が増えてきており、海外の学校においても、さまざまな取り組みがされています。ここ最近のSDGsの推進の流れは流動的ではあるものの、海外の学校でどのような取り組みがされているのかは、知っておきたいものです。

そこで今回は、海外の学校におけるSDGsへの取り組み事例をご紹介していきたいと思います。

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海外の学校でのSDGsの取り組み

アメリカでの取り組み

SDGsの目標のひとつ「質の良い教育をみんなに」への取り組みとして、アメリカでは、科学技術開発の向上を目指して「科学」「技術」「工学」「数学」の教育に力を入れています。
また、さまざまな人種が一緒に暮らしているアメリカでは、低学年のうちから南北戦争の写真を取り上げ、人種差別問題についての議論を行います。

ボランティア活動に対する意識づけも積極的に行われています。恵まれない家庭の子どもにおもちゃを届けるなど、困っている人を助ける精神を子どものうちから養う活動はアメリカならではの取り組みでしょう。

オランダでの取り組み

水害リスクの高いオランダでは、4歳から環境問題について徹底的に体験型の学習をおこなっています。国土交通省などの政府機関が教育に関わり、リサイクルやエネルギー削減を中心に、子どもたちの環境意識を育てています。

小学生では、廃材や廃棄物を活用したワークショップや作品のデザインコンテストなどのプログラムを盛んに行い、12歳以上になると「青少年アドバイス局」と呼ばれるプロジェクトを通して、子どもたちは地域企業や政府機関に対してサステナビリティの取り組みの提言も行います。

フランスの取り組み

フランスでは、「エコ・スクール」と呼ばれる国際的な環境教育プログラムに多くの学校が参加し、リサイクル、植樹、地域環境などのプロジェクトを実践的に行っています。
11歳以上になると、YRE(Young Reporters for the Environment)いう、地域の環境保護やサステナブルな取り組みについて取材し、国内外のコンテストで取材成果を発表する機会が与えられます。そしてこれらの発表を地域メディアや教育機関が取り上げることで、間接的に国の環境政策にも影響を与えています。

ドイツでの取り組み

ドイツには1,500以上の「森の幼稚園」があり、森の幼稚園では子どもたちは一年中森の中で過ごして植物や動物など自然に関する教育を受けることができます。実際に森の中で過ごし学ぶことで、森林での自然と社会とのつながりを体得できると考えられています。 

イギリスでの取り組み

イギリスの多くの中学校では、さまざまな科目に「人種」「宗教」「セクシャリティー」「障害」などのトピックを取り入れ、著名人のゲストと生徒とのディスカッションなどを通して子ども達に幅広い視点を持たせる取り組みがされています。
「Wear Red Day(反人種差別デー)」には、生徒も先生も赤い服を着て登校するほか、慈善団体に寄与するための資金集めを行ったりします。

フィンランドでの取り組み

フィンランドにおいては、幼児期から玩具にさまざまな人種が起用されていたり、英語の教科書に「環境」について考える文章が載っていたり、保健の授業で、セクシャリティーについて学ぶなど、SDGsに関することを普段の生活のなかで自然に触れ、学べるように工夫されています。

海外でのSDGsの取り組み事例をご紹介しました。
SDGSは先進国を中心に認知が広がっていますが、SDGsについて知るだけでなく問題をしっかりと理解し、子ども達が今後生きやすい世界にしていくために私たちが何をすべきか考えていきたいものですね。

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