【外国の子どもの習慣】中国・韓国の英語教育事情

アジア諸国の中でも、日本の英語力は低いと言われています。
スイスの世界的な語学学校を運営する企業が2023年に発表した国別英語能力指数ランキングでは、韓国が49位、中国が82位に対して日本は87位と過去ワーストを更新しています。

今回は、日本と同じアジアに位置し英語教育に力を入れている韓国と中国の英語教育事情を取り上げたいと思います。中国と韓国の子ども達がどのような英語教育を受けているのかについて見ていきましょう。

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中国の英語教育事情

日本では2020年より小学3年生の英語必修化が始まったのに対し、中国では2001年からと日本より約20年も前から必修化されています。
現在では、北京や上海をはじめとする都市部では、実際には小学1年生からの学習が浸透しており、日本では中学3年生で学習する内容を小学6年生で学習しています。英単語においても、日本では小中合わせて1200語を習得するのに対し、中国では小学校だけで1600語をも習得するといいます。

中国では、他の英語先進国の教育方法をうまく取り入れ、小学校から中高大までの英語教育を国家主導で一貫して行なっているのが大きな強みです。
学校ではリスニング・スピーキングといった会話主体の授業がオールイングリッシュで行われ、自主発言を促すため細かいミスは指摘されません。そしてアウトプットに必要となる英単語や文法などのインプットは家庭での宿題となっているようです。

韓国の英語教育事情

TOEICの開発機関であるETSが2023年に行った調査によると、TOEICスコアの日本人平均が561点であるのに対し韓国人は675点と、実に100点以上の差があることがわかりました。

韓国における小学校3年生からの英語必修化は、中国よりも4年早く1997年から始まっています。
その時から、以前の文法中心の学習からスピーキング・ライティングといったアウトプット重視の学習へとシフトしており、小学校の英語の授業時間は日本よりも約130時間も多いといいます。
授業で、英語を使ったプレゼンやディベートも頻繁に行われるほか、オンラインで英語圏の人との交流の場も用意され、英語によるコミュニケーションの重要性への理解が定着しているようです。

韓国の小学校周辺には英語塾が多く、子ども達は学校帰りに英語塾に通ったり、インターナショナルスクールに通う子ども多く、親子留学を含め中学生のうちからフィリピンを始めとした海外留学に活かせる家庭も少なくありません。

中国や韓国では、小学3年生から英語必修となった世代が既に大人になっています。
日本の英語力がアジアの中でも残念な状況は、すぐには解消されないでしょう。

しかし、同じアジアで暮らしながらも英語学習環境の違いで英語力に大きな差が出ているのは明らかです。
我が子には中国や韓国と同等またはそれ以上の英語学習環境を与えてあげたいと願う親御さんが増えているのも頷けますね。

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