子どもに自己肯定感が芽生えるのは何才から?

子どもの能力を伸ばすには「自己肯定感」が大切だと言われるようになってから、子どもを褒める事を意識している親御さんも多いようです。
日本人は自己肯定感が低い国民性だと言われており、何かに挑戦する勇気の源となる自己肯定感を子どもに身につけさせたいと考えるのも自然な流れでしょう。

しかし、自己肯定感は具体的に何才から芽生えるのでしょうか?
子どもの成長は著しく日々変化していくなかで、子どもの年齢に合った接し方を意識することも大切でしょう。
そこで今回は、自己肯定感を育てるための年齢ごとの接し方のポイントをご紹介していきたいと思います。

Cute,Girl,Spending,Time,Indoors

自己肯定感とは?

自己肯定感とは、他者からの評価に左右されず、ありのままの自分を肯定できる力です。自己肯定感を育てることによって、困難な状況に直面した際に自信を失わず前向きに対応することができます。結果として、学習や運動能力の向上のほかコミュニケーション能力や非認知能力の向上にもつながると言われています。

自己肯定感が芽生える年齢

自己肯定感の形成には、思考や判断、感情の調整などをつかさどる前頭葉が関係していますが、前頭葉の中でも複雑な思考や行動の制御など特に複雑な認知機能と関わりの深い前頭前野の発達が自己肯定感に関係しています。

この前頭前野は、脳の他の部位よりも発達が遅く、3歳ごろから発達しはじめ、5歳~20歳の間に成長すると言われています。発達速度も個人差が大きく、遺伝的要素だけでなく環境要因によっても影響を受けやすいのが特徴です。

自己肯定感が芽生える時期を把握する目安としては、自己と他者の違いを認識しはじめる1才ごろから芽生えはじめると言ってよいかもしれません。

成長期別 自己肯定感を育てるポイント

自己肯定感は、子どもの成長過程において、親など大人との関係性や自然体験によって形成されていきますが、意識的に強化することも可能です。 特に、「自分なら出来る!」といった絶対的自己肯定感は、保護者の接し方によって育っていくものなので、意識したい部分です。

ここでは、絶対的自己肯定感を育てる接し方を、成長過程別にご紹介していきましょう。

・1~2才
乳児期は前頭前野の発達前ですが、1歳頃から自己と他者との区別ができるようになってきます。この時期には、肌に触れ、目線を合わせ、たくさん話しかけてあげましょう。
まずは親や保育者と愛着形成をしっかりと行っておくことで、自己肯定感が育つベースが出来ていきます。
イヤイヤ期においても、親から愛されているという気持ちを養うことを意識しましょう。

・3~7才
自己主張が出てくるこの時期は、子どもの自我を尊重してあげましょう。たとえ我儘に聞こえる主張でも、子どもの言い分をしっかりと聞く時間を持つことで、子どもの考えや個性を尊重します。
また、ワクワクするような体験を増やしてあげることも意識するとよいでしょう。

・8~12才
自己と他者との違いがよく見えるようになり、スポーツや勉強において優劣が気になり競うようになります。他社と比較して劣等感を抱いてしまうこともあるので、周囲の大人がありのままの存在を認めてあげることが大切です。
幅広い体験を通して、個性に合った好きなことを見つけ、それに関する目標を持たせることも大切です。

自己肯定感を育てるには、無条件の愛情を示すことが大切です。
大人の価値観を押し付けずに子どもに選択肢を与え、子どもが何かを成し遂げた結果に注目するよりも、子どもの努力や挑戦をしっかりと見届けて評価するようにしましょう。

Portrait,Of,A,Smiling,Cute,Little,Boy
  • bn05
  • Gymboree Facebook
  • Gymboree Youtube