忘れっぽい子どもは何が不足している? 子どもの育脳のために意識したいこと

毎日の食事や生活習慣は、子どもの脳の発達にも影響を及ぼしています。
脳は子どものうちに大部分が形成されるため、成長では食事や生活習慣において、できるだけ脳の成長を促せるように意識したいものです。

今回は記憶に関わる脳の「海馬」を鍛えるために子どものうちからできることを解説していきます。

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海馬とは

海馬とは、脳の中心部にある大脳辺縁系の一部で、脳の中でも記憶に関する重要な働きをしています。普段の生活の中で得た情報は、まずは海馬に取り込まれ、その中から必要なものを大脳皮質に蓄積していきます。つまり、新しい記憶は海馬、古い記憶は大脳皮質で保存されています。
海馬では長期記憶の保存はされないものの、海馬の働きによって大脳皮質で長期記憶がなされるかどうかが決まり、アルツハイマー型認知症で最初にダメージを受けるのも海馬です。

脳が形成される時期に必要な栄養素は?

人間の脳は、3歳までの間に急激に成長し、6歳までに90%、12歳でほぼ100%となります。海馬の大きさと記憶力の良さは比例するという研究結果もあり、脳の成長時期に脳の成長を促す栄養素をしっかり摂取することが大切です。

脳の形成に必要な栄養素には、次のようなものがあります。

・タンパク質
タンパク質は脳の形成に欠かせない栄養素で、脳の40%はタンパク質でできています。脳内で情報をやり取りする神経伝達物質を作る材料にもなり、記憶力や思考力にも大きく影響します。

・ブドウ糖
脳の働きによって20%の栄養を消費すると言われていますが、脳のエネルギー源となるのがブドウ糖です。脳は睡眠中も休むことなくエネルギーを消費しているので、不足しないようにすることが大切です。

・ビタミンB1
脳でブドウ糖を代謝する際に必要となるのがビタミンB1です。ブドウ糖を十分に摂取してもビタミンB1が不足しているとエネルギーとして活用できないため注意しましょう。

・DHA・EPA
DHA、EPAは脳に必要な栄養素として知られていますが、具体的には脳の神経細胞の成長を促進させる栄養素です。体内では作ることができず食事などから摂取することが大切です。

海馬を大きくするために意識したいこととは?

海馬の成長の促進には、食事以外にも意識したいことがあります。

・十分な睡眠をとる
海馬の成長には睡眠時間とも関係性があります。脳の成長期には、十分な睡眠をとることがとても大切です。

・運動や楽器の演奏する
海馬の大きさと体力の高さが比例するという研究結果があります。楽器の演奏によっても運動機能を司る運動野が活性化するため、脳の成長に繋がります。

・外遊びや自然体験をする
外遊びや自然体験を通して、好奇心を持って自ら行動することは、海馬への良い刺激となります。

・食事はよく噛んで食べる
食事の際によく噛んで食べることでも、海馬に良い刺激を与えてくれます。

子どもの育脳には、食事や生活習慣に注意を向けてみましょう。
また、子どもが親から十分な愛情を受けていると感じることでも、海馬の成長に繋がるとも言われています。
子どもの気持ちに寄り添って話を聞いてあげることも、食事や自然体験と併せて意識されるとよいでしょう。

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