赤ちゃんが背中を反らすのはなぜ? 反り返りの原因を知っておこう!
生後数か月の赤ちゃんを抱き上げたときに、背中を反らせて上体を後屈させる「反り返り」が見られることがあります。赤ちゃんの反り返りは何が原因なのでしょうか?
今回は、赤ちゃんの反り返りの原因と和らげる対処法、そして受診の目安をご紹介します。
赤ちゃんの反り返りとは? なぜ体を反らすの?
赤ちゃんがよく反り返ると、何か問題がないかと心配になる方も多いかと思いますが、生後数か月の赤ちゃんの反り返り(赤ちゃんが抱き上げたときや泣いているときなどに、赤ちゃんが背中を反らせて上体を後屈させる行動)は、発達の一環としてよく見られる動作です。
新生児の赤ちゃんは神経系が発達途上にあることから、反射的に反り返りの動作を示すことがあります。
生後1〜3ヶ月頃の赤ちゃんは、体の動かし方を学んでいる時期なので、運動機能の発達のために本能的に身体を反らせたりねじったりと身体を動かしたい欲求があります。
また、暑い寒い、おむつが濡れている、お腹にガスが溜まっている、衣類が窮屈などの不快感や、眠い・お腹が空いているなど感情などを表すために反り返ることもあります。
反り返りの多い赤ちゃんの特徴
音や光、触覚などの刺激に敏感な赤ちゃんは、反り返りが多いと言われています。
反り返りが多い赤ちゃんは、手足、首や背中に力が入りやすく体の緊張が強いため、抱っこをすると反り返りリラックスしにくい傾向がありますが、通常は成長するに従って緊張は緩和されてくることが多いでしょう。
反り返りを和らげるための対処法
反り返りが見られたら、赤ちゃんが何を求めているのかについて観察し、原因を取り除いてあげることで反り返りの減少につながります。
反り返りが抱っこや授乳の際に強く出る場合は、便秘や消化不良、ストレスなどが原因の場合もあります。
体の緊張が強い場合は、赤ちゃんのお腹を自分の胸に密着させ、背中を丸くして抱き込むことで安定感を与えることができます。抱っこ紐で背中をしっかり支えるのもよいでしょう。
また、バウンサーやスリングをゆっくりと規則的に揺らしたり、温かいお湯での沐浴も赤ちゃんの緊張が和らぎやすくなります。
こんなケースは注意しよう!
強い反り返りが頻繁に続いたり、過敏に反応して泣きやまない場合は、胃酸が逆流する「胃食道逆流症」の可能性があります。また、生後5~6ヶ月以降も続く場合は、脳や神経系の異常の可能性がありますので、小児科や発達外来の受診をおすすめいたします。
赤ちゃんの反り返りの原因と和らげる対処法、そして受診の目安をご紹介しました。
反り返りは赤ちゃんによく見られる現象ですが、まずは赤ちゃんをよく観察して不快感や緊張を和らげてあげるようにしましょう。