子どものコミュニケーション力の低下原因と今すぐできる対策法
昨今、「子どものコミュニケーション能力の低下」が深刻な社会課題になってきています。
小学生のお子さんとの会話が成り立たないと心配される親御さんも多いでしょう。
そこで今回は、子どものコミュニケーション力の低下の原因と、親ができる対策法について具体的に紹介していきたいと思います。
子どものコミュニケーション力の低下している理由
コミュニケーション力の低下の理由として、スマートフォンやタブレット等の普及拡大によるYouTubeや電子ゲームの利用の低年齢化がよく挙げられます。
共働き世帯の増加もあいまって、子どもが幼い頃からそれらに夢中になる時間が増えたことで、人と会話をする時間が減ってきています。
また、子ども達が集まって遊ぶシーンにおいても、黙々と一緒にゲームをしたりYouTubeを見たりて過ごすことが多くなってきています。時折、言葉を発するとしても、決まった単語を各々発するだけで会話のキャッチボールには至らなければ、実際にはコミュニケーション力を養う機会にはなりません。
また、子どもの年齢によっては、コロナ禍で人との生理的距離感が変わり、人との関わり方が上手く学べなかった世代も存在しているようです。
子どものコミュニケーション力アップのために今すぐできる対策法
コミュニケーション力とは、「相手の話を理解して自分の考え・気持ちを適切に伝える力」のことを言い、単に自分の要求を単語で伝えることではありません。
コミュニケーション力は、身近な大人との「会話」を通じて育まれるものなので、YouTubeなどで人が話すのを見ているだけでは、単なる言葉のインプットに過ぎず、残念ながらコミュニケーション力は育ちません。
一方で、子どものコミュニケーション力は以下のことを意識することで、改善していくことができます。
・子どもの言葉を引き出す
「ちゃんと食べなさい」「ダメだよ」「早く!」といった言葉だけではなく、相手の気持ちを聞く質問を投げかけましょう。
「なぜ食べたくないの?」「どうして今これで遊びたいの?」など、yes/noでは答えられない質問がいいでしょう。時間がかかっても、子どもの口から答えが出てくるまで待ってあげることで、子どもは話しやすくなり会話にも前向きになっていきます。
・一緒に絵本を読む
言葉は数えきれないほど多く、絵本には素敵な言葉が詰まっています。登場人物の気持ちを表す表現も多いので、自分の気持ちの伝え方を学ぶこともできます。
また、親子で一緒に絵本を読み感想を伝え合うことで、会話のきっかけにもなるでしょう。
・一緒に楽しめることを見つける
親子で共通の趣味を持つことで、共通の話題が増えて会話が活発になります。趣味とまではいかなくても、共通する好きな食べ物などでも大丈夫。ワクワクした気持ちや意見を共有することで、普段の会話はスムーズになっていくでしょう。
人とのコミュニケーションが希薄化している時代。子どものコミュニケーション力は自然には育ちにくくなっている一方で、コミュニケーションがとれる人物は重宝されることになるでしょう。
ご家庭で少しずつでもお子様との会話を優先する時間を作っていくことで、子どものコミュニケーション力を育てていくようにしましょう。