子どもの怖がりはどうやったら克服できる? 怖がる理由と正しい接し方
お化けや鬼を怖がる子どもは珍しくありませんが、怖がりが強すぎるとアニメや映画、人形劇やお芝居などの鑑賞自体を拒否する事もあります。
そのような場合、園の行事への参加が出来ないなど体験機会が減ってしまうため、できれば怖がりを克服させてあげたいものですね。
そこで今回は、子どもが怖がりになる原因と、克服に繋がる正しい接し方についてご紹介します。
子どもは怖がる原因は?
子どもは、生まれた時から恐怖心があるわけではなく、体験や学習によって脳で怖いという反応が起きると言います。
「悪いことをすると鬼が来るよ」と言われた経験や、周りが怖がる様子を見て自分も怖いという感情が生れていき、心理学では、怖いと感じるプロセスを恐怖の条件づけと呼んでいます。
特に3才前後になると記憶力が発達するため、それまでの経験を元に想像力が働くことで、暗闇を見てお化けを連想するようになり怖がったりします。
怖がる対象や度合いは、インプットの仕方によっても変わると考えられていますが、
怖がりだという事は、不安や悲しみなどの感情が豊かだという事です。
そのため、もともと繊細でやさしい子、感受性が豊かな子、人見知りや場所見知りをしやすい子は怖がりの傾向があります。
また、感覚過敏や見通しが見えにくい特性のある子ども、想像力が豊かな子も、怖いと感じやすいようです。
怖がりな子どもへの正しい接し方
怖がる子どもには、安心させようと「怖くないよ」と声掛けしがちですが、まずは共感することが大切です。
「怖かったんだね。」と恐怖の気持ちを身近な人が理解し、抱きしめたり手を繋ぐなどのスキンシップをとることで、安心していきます。
また、怖い理由が話せるようなら聞いてあげましょう。些細な事に怖がっている場合でも、怖がる理由に共感して「ママがついているから大丈夫」と伝えることで、克服できるようになっていくでしょう。
また、周りの大人が「怖い、怖い」と恐怖を助長するような言葉を使わないようにするのは勿論のこと、反対に「全然怖くないよ」と子どもの気持ちを無視して主観で諭すことも避けましょう。
一度、怖がりになってしまった子どもは、克服するのに時間がかかります。
無理に急いで克服させようとせず気長に気持ちに寄り添い、前進した時は「一人で出来たね」「頑張ったね」と褒めて勇気づけしてあげるようにしましょう。